精肉の仕事

現在、スーパーの精肉部門で働いています。スーパーに勤める前までは、たまにスーパーで買い物をしている時に店員の働く様を見ていると、ただ品物を出してるだけという安直なイメージしか抱きませんでした。

しかし、実際に働いてみるとイメージは一変しました。精肉部門一つだけでも、法令や社内ルールを徹底的に遵守しつつ、数多くの複雑な作業を正確かつ迅速に処理していかなければなりません。社内では人時売上高という作業効率性を示す基準、つまりは一人が一時間にどれだけ売り上げたかを示す指標により常に効率性を要求されます。

また、人の体内に摂取する食物を商品化するので、消費期限や肉質の判断を下しつつ、商品として出してはならない部位なども確実に除去していく必要があり、本当に神経を使います。
また、一つ一つの商品に対応する値付け番号があるのですが、番号をうっかり打ち間違って値付け違い商品を出してしまい、決して故意ではなくても、法令遵守違反として責任を問われた事例もあります。

特に一番売上の高い日曜は、本当に各作業員は心身共に戦闘状態に入ります。売場の壮絶な需要に作業場での供給態勢を追い付かせるには、確かな生産技術と冷静な判断力、そして何より、それを可能にする精神力と体力が求められます。

ただ、仕事は大変ですが、訓練を積んで頭と技術が相応に適応してくれば、自分の成果が目に見える形で分かるので、仕事に対する情熱は保ちやすいと思います。